プロローグ

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出会った日はちょうど雨だった。 ツンデレ君は中庭で昼食のパンを口にしていた。横には小さな子猫がダンボールの中にいてツンデレ君の物であろう傘がさされてあった。 「にゃーにゃー」 「んっ…お腹すいたのか?」 「にゃん!」 ツンデレ君は珍しく微笑むと子猫にパンの切れ端をあげた。 「…はっ!!…べ、別に可愛いとか思ってないんだからなっこの獣め!」 「にゃん?」 ツンデレ君は今日もいつも通りツンデレでした(笑)
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