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復興を急ぐ日本政府は、国民に最低限の休みしか与えない。
人にあたっては最早休みは無いも同勢だ。

『男は5時に起き、夜11時には寝ろ。休憩など無い。
女は妊婦、子供以外も男と同様に働け。
子供も12歳以上になったら朝6時から夜9時まで働き続けろ。』

これが政府の出した国民への指示だった。

これに反論しようとデモを起こした人々はみな牢獄行き、政府の馬鹿げた行為はさらに苛烈を極めた。

国民の信用に伴い世界の信用も落胆した。

もう世界の助けなど来ない。食べる物なども最早無かった。

日本と言う島が世界の歴史から消え去って行く。

どれだけ頑張り復興したとしても、世界から遅れを取り戻す事などもう出来ない。

大統領は自殺し、政府は混乱。この御時世、誰も大統領などをやる人など出なかった。責任の押し付けあい。見苦しい政府の戦いは続いた。