人生最大の決意

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涼太君と私は保育園から一緒だからもう10年以上一緒にいる。自慢じゃないけど私は涼太君に8年片思いしている。そんな涼太君に私は告白しようと決意した。恥ずかしいけど、やっぱりこの気持ち伝えたい!よし、明日トライしてみよう!...___________________________ 3限目の休み時間、私は涼太君を呼び出した。でも一人は緊張するので影で空と夏目に見てもらっていた。成功するかな・・・心配です・・・。 休み時間もあと4分になった頃、涼太君が来てくれた。「あ、涼太君、来てくれてありがとう!」「いや、いいよ。で、何かあった?」今だ!言うしかない!「あ、あの!私ずっと涼太くんのこと好きでした!よかったら付き合ってください!」言えた!私頑張った!「・・・ごめん。今は野球に集中したい。」彼は申し訳なさそうに小さな声で言ってきた。(私、振られたの・・・・?)「・・・そっか。でも気持ち伝えれて良かった!ありがとう!」私は無理やり笑顔を作った。「ごめんな。じゃぁ。」涼太君はそう言って教室に戻っていった。 「大丈夫?元気出して?」「陽南にはもっといい彼氏出来るよ!」空と夏目が一生懸命慰めてくれている。でもなんでだろ・・・これで良かったと思ってる自分がいる。もしかしたら・・・私、晴斗君が好きなのかな・・・?
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