特に代わり映えもしなかった一日

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朝。今日は月曜日なので学校に行かなければならない。 「はあ…また今日から憂鬱な学校が始まるのか……」 そう考えるだけでまた溜め息が出てしまう。 だからといって、遅刻してまた担任に口うるさく言われるのは嫌なので、手早く学校に行く支度をする。 「さっさと着替えるか……」 ベッドから起き上がり制服に着替えた後、リビングに向かう。 * * 「ん?昼夜(チュウヤ)やっと起きたのか?もう朝御飯できるぞ」 リビングに着くと、キッチンから俺の双子の弟の夕夜(ユウヤ)がエプロン姿で現れた。
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