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十年後
やがて、月日がたち子供達は大人になりました 大人になった三人は、あのがじゅまるの木の下まで来ていました 十年もたった今、がじゅまるにはうっそうと葉がしげり根は大きく張り巡らしていました 一人は言いました あのがじゅまるの木の枝にいつもきじむなーはいたよね みんなうなづきましたが、誰一人きじむなーの姿を見ることはできませんでした それからというもの、きじむなーは心の純粋な子供達にしか見れない木の妖精だと語り継がれました
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