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月「一年I組…芝 亮介、嘉川 啓、沢村 孝允、入学早々パチンコ行くとは、いー度胸してんのな」 不意に言った言葉で体育館中が一気に静寂になる。 そして一斉に一年I組に目線が注がれる。 名指しをされた三人はなにが起こっているのかまったく理解出来ていないようだ。 そこに更に追い討ちをかけるように、俺は三人の特徴を言っていく。 月「芝 亮介、主席番号10番頭はギリセーフだが、ピアス右耳に五個、左耳に三個、ついでに舌ピ…制服は中のシャツが学校指定とは違うぞ?態とか?ダサいぞ?」 亮「っ!?」 途端に芝の顔が真っ赤になる。 月「次に嘉川 啓、主席番号2番、頭金髪アウトー、後でバリカンな?右耳に六個、付けすぎだろ左耳はナシ、お前もシャツ指定のじゃねーな。流行ってんの?」 啓「んなっ!?」 続いて嘉川の顔も真っ赤になっていく。 月「最後、沢村 孝允、主席番号15番、お前、今時スキンヘッドは似合わねーぞ?いつの時代のだよ。後、舌ピ多すぎ。味覚なくなんぞ。それにお前に至っては私服ってどーいうことだよ。」 孝「くっ!!」 スキンヘッドの赤面は萌ねー(おっと本音が…)
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