神々の理こそが真実と為す

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ドン! という音が頭上で鳴り響く。 撃たれたのか…? だが痛みは無かった。恐る恐る視線だけを上へやる。四宮の手に握られていた銃が宙を舞い、ガシャァ、と教室の隅へと銃が滑っていく。 『あっ…つっ…!!ってぇな!!何すんだ天照!!』 四宮は天照に向かって吠えた。 『抹殺対象者でなくても、この僕が抹殺すべきと判断したんだ!それに逆らうのか!?』 四宮は天照と何か会話をしているらしい。高貴なる神々との会話を許されるのは神人だけである。当然ごく普通の人間はその声を聞くことは出来ない。
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