神々の理こそが真実と為す

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そんなことがあった今、俺がどうしているかって? 俺は今、17歳十干高校の二年生をしている。自称『何処にでもいる普通の人間、運動はそこそこ、勉強もそこそこ、見た目もそこそこ、今までの人生山あり谷あり落差でかい、最近運はついてません。』 の、普通の人間をしている。 今の世界をサラリと説明すると、約200年前に殆どの普通の人間は神々によって殺戮された。その中でも、元から霊感の強いものや、生存本能が強いも者にだけ与えられた権利、【神との対等】 それを手にした者は神人(かみひと)と呼ばれ今では警察や政府等にも勤めている。神人は神人でも全てが全て便利な物ではない。たとえば、掃除が大好きな神様との対等権利を得た神人なら、ただ、掃除がやたらと上手くなるだけ。それに比べ戦闘を得意とする神様との対等権利を得た者なら、警察などに就職するにはもってこいだ。警察と言っても普通に犯罪者を裁くことも有れば、妖怪を退治しに行くことも有る。妖怪退治。おとぎ話の様だがこれは事実である。 正義が在れば悪が在る。 悪が在るから正義が成り立つ。
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