0人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうした?泣きそうな顔して。」
身長が175センチの陸斗は20センチ位身を屈めて顔をのぞく。
陸斗の顔を見たら何故か涙が溢れてきた。
『うーっ…りくとー…ひっくっ』
泣き止もうとしても止まらない涙。
それを見るなり、
「屋上行こっか。……ーごめん。ちょっと屋上行ってくるわ。」
「おー。授業までには戻ってこいよなー」
友達に許可をとって私の手を取る。
陸斗の手は暖かくて、余計涙を溢れさせた。
最初のコメントを投稿しよう!