序章

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1657年4月松平領 赤かった 村も山も空も全てが赤く燃えていた 松平領である三河の端に位置する、この村は空から舞い降りた未知の敵により武将達の健闘虚しく村人もろとも殆どが灰と化していた。 敵から村を守るために駆け付けた本多忠勝と彼の兵達は敵を殲滅したものの、荒れ果てたその村を見て途方のない無力感を抱いていた。
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