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学校の屋上は誰もいない
それを知っている山田は、
オレの手を引いて屋上までやってきた。
山「だいちゃん、大丈夫?」
心配そうにオレの顔をのぞく山田
大「うん。大丈夫。」
本当は大丈夫なんかじゃないけど
山「ウソ、つかないで?」
大「ウソじゃないし」
山「じゃあ、なんで泣いてんの?」
大「そっ、れは…」
オレ泣いてたんだ
山「いのちゃん達のこと?」
大「うん。」
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