2・はじまり

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ジリリリリ……。 「ん………」 目覚まし時計の音で目が覚めた。 私はその目覚ましの音を止めた。 「マドカー!起きなさーい。時間よー」 「は~い……」 下の階からお母さんの声がした。 私はベッドから起き上がり、すぐ洗面所に行き、顔を洗った。 「お母さん、おはよう」 学校の制服に着替え、お母さんに挨拶をし、椅子に座る。 「おはよう、マドカ」 お母さんが挨拶をし返してくれた。 私とお母さんはある意味仲良し家族。 ずっーと二人で暮らしてきた。 「マドカ、もう時間じゃない?」 「えっ?あっ!もうこんな時間!?」
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