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ジリリリリ……。
「ん………」
目覚まし時計の音で目が覚めた。
私はその目覚ましの音を止めた。
「マドカー!起きなさーい。時間よー」
「は~い……」
下の階からお母さんの声がした。
私はベッドから起き上がり、すぐ洗面所に行き、顔を洗った。
「お母さん、おはよう」
学校の制服に着替え、お母さんに挨拶をし、椅子に座る。
「おはよう、マドカ」
お母さんが挨拶をし返してくれた。
私とお母さんはある意味仲良し家族。
ずっーと二人で暮らしてきた。
「マドカ、もう時間じゃない?」
「えっ?あっ!もうこんな時間!?」
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