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「うわあああああああああ…」
「おい、もうそろそろ移動しないと」
「…ああ、」
ダメージデカすぎだろ。
まあ自業自得だろ、お馬鹿さんだな。
始業式が始まるので、一をひきずり体育館へ。
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体育館にて
「もう二年生なんだよなー、なんかあっという間だったよな、なぁ一」
「…なんかこのまま気付いたら卒業しましたなんてしたくないよな」
「そうだよなー、毎日平凡だよなー」
「…毎日同じ奴の顔見て同じ授業受けて帰るだけだもんな、お前は」
「はいはい部活お疲れさん」
「お前なんでサッカーやんなかったんだよ」
「なんだっていいだろ。気分だ気分」
「そりゃそだな!!ハッハッハ」
「へいへい」
そこで会話は終了し、始業式へ。
校長のありがたい、余談の多いクソ長いお話を話し半分で聞く。
「…ホントにこのまま卒業したくねぇよな」
この普通でつまらない日常が変わらないものか…
先程の会話が俺の中で日常をいい意味で非日常にしたい、そう思うきっかけになった。
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