序章の続き

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なんとか終わった。 時刻は19時過ぎ。 ちょうど母が飯が出来たと報告しにきた。 適当にカバンに課題をぶち込み下に降りた。 「ふふふ、健、今日はカレーよ」 「カレーの原型留めてねぇな」 「具しかないもんね…」 「ハッハッハ、本当に具しかねぇな!!」 「あら、お父さん帰ってたの?」 「ああ、30分くらい前にな」 「全く気付かなかったぞ、父さんアンタは忍者か」 「かもしれんな!!」 「とりあえず食べましょ」 母さんが父さんの分も盛り付け、テーブルに置く。 「うむ、こ、これは…」 父さんが置かれた瞬間に食い始め顔色が悪くなった。 「お、美味しいぞ…」 父さん…なんとなくわかるぞその気持ち。 言わせてもらおう、じゃがいもがデカすぎて茹だっていないと!! ヤバいぞこれは、食えねえ…
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