序章の続き

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見に行った結果B組だったので教室に入り自分の席を確認した。 座席表が黒板に掲示されていたが、それよりも大きく 「9時に体育館に行け」 と書いてあった。 今は8時40分前。 移動時間を考えると15分は自由だ。 とりあえず自分の席に荷物を置き、座る。 「うわあああああああああ…」 「一、あそこで奇声さえ発しなければだな」 「うわあああああああああ…」 「…」 「うわあああああああああ…」 など会話にならないので、一の机に座って9時になるのを待つ。 一は突っ伏して落ち込んでる。 みんなは一年の時に一緒だったとか、中学以来だとか、部活がなんたら、多分部活が同じだから顔を知っているのだろう、友達と話していた。 残念ながら俺は部活をやっていない。 顔見知りは一くらいだ。
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