落書きでも
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目に映る澄み切った景色 手に浮かぶ淀んだ気色 共に歩く冬の空気 付きまとう僕の空虚 『僕はもう良い、乗り越えた』 彼はそう言い、降り終えた 1を守るために10を捨て 10を取るために何もしない どうして? 未熟者は僕に尋ねる どうして? 熟れきった僕に浴びせる そうだったのか とある時代遅れな凡人は、 ある晴れた日に天才になった
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