なに、これ部活なの?!

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双葉学園の大きな門を抜け、桜に挟まれた一本道をまっすぐ歩き、校舎に向かう。 「なんか久しぶりにきた気がする」 「わ・た・しは昨日きたけどねっ!!」 やたら声を張り、俺に向かって言った。 「その件につきましては、本当に申し訳ありませんでした…」 姉ちゃんは不愉快な顔をしながらまた歩きだす。 「まぁ純くんが名前で呼んでくれたし?いい夢見れたし?許してあげるけどね!」 急に機嫌がよくなった姉ちゃん…ころころ変わる心情についていけない…。 「はぁ…ところで姉ちゃん、部活なんだけどさー、授業終わったらすぐ集合ってことでいいの?」 「いいよっ!あぁ…楽~しみ、楽~しみ、らんらんらーっと」 スキップしながら校舎に入って言った… 俺はまだ姉ちゃんがやっている部活について何も知らない。 「まぁ今日の放課後に分かるか…」 姉ちゃんに続き俺は校舎に入って行った。
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