新入部員!!

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「ひゃ、ひゃいへんにゅぶの方で間違いないでしゅか?」 やべ、緊張しすぎて、喋れない……。 「ええ、間違いないわ。しかし貴方……いや、何でもないわ…」 なんとか聞き取ってくれたみたいだ。あまりに凛としたその美貌に女王様ではないか、と疑いそうになる。 「間違い…では、ないんだね。じゃあ、改めて、ようこそミーティン………」 「まだ入ると決めた訳ではないのだけれど」 俺が言い終える前に、表情1つ変えない銀髪の女性が口を挟んだ。 (なんか冷たいな…。そういえばまだ名前聞いてなかったな) 「あのさ、名前聞いてもいいかな?」 俺はそう言うと《やっと聞いてきたか》―と小声で銀髪の女性が言った。 「私の名前は"立花ユイ"気軽に"ユイ"と呼んでもらってけっこうよ」 立花ユイ……(どっかで聞いたような気がするな)
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