417人が本棚に入れています
本棚に追加
「やっと起きたか…姉ちゃんが俺より遅く起きるなんて珍しいなー疲れてるのか?」
大きく背伸びをする姉ちゃんはお腹が丸見えだ。姉として少しは恥じらいを持ってもらいたいものだ。
「…………純くん。続きしよーよー」
「何を訳の分からんことを…」未だに寝ごとを言っている姉ちゃんの頭にもう一発…ベシッ!
「…ひゃん!…ん、あれ…朝だね。おっはよー!純くーん!」
寝起きそうそう抱きつこうとしてきた姉ちゃんを華麗に避け、スルーし、俺は一階に降りる。
「…………しまった、もう夢の中じゃなかったっ!さぁ支度~支度~」
急に切り替えの早い姉ちゃんは朝食を食べに一階に降りてきた。
最初のコメントを投稿しよう!