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柑橘王
あるごく普通な日常…？
冬のある日……
「なぁ美香～なんで蜜柑ってこんな美味いの？」
「そんなこと言われてもねー…私はそんなに柑橘 系は好きじゃないし……」
「なっ…そんな……名前もあと少しで柑橘系最強の 食べ物になるというのに……」
「柑橘系最強ってねー…てかならないからね美香 だからね蜜柑じゃないからね…と言うよりも毎日 食べててよく飽きないね……」
「蜜柑はどれだけ食べても飽きないわ！飽きるは ずがない！だって蜜柑だもの！」
「……はぁ…わかったわ……もぅいい…あんたに聞い た私が馬鹿だったわ……」
たった今残念な奴を見る目で見られた俺こと蜜柑 教信者またの名を『霧之瀬 蓮』がこの 小説の主人 公だ！
あ、因みに俺を残念な奴で見たあいつは『霧之瀬 美香』幼馴染みだ
え？何故苗字が同じかって？そんなもん偶然に決 まってるだろ偶然☆
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