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緩みっぱなしの口元に鏡の中の自分と目が合ったことで気がつく。 これはあれだもん、久々に仲の良かった友達と連絡がとれたから嬉しいだけであって決して清水だからってわけじゃ………。 「依舞ー!早くお風呂入りなさいよー」 お母さんに声をかけられふと我に戻る。 何言い訳してるんだろ。なんでもいいじゃんね、別に。 無理矢理混乱する自分の頭を止めて落ち着くためにも珍しくすぐにお風呂に向かう。
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