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僕が母の枕元を離れると、今度は弟が母の枕元に陣取る
弟は僕よりうんとお母さん子だ
ダメージは僕の比にならないだろう
啓子さんは弟がまた病んでしまわないか、それを一番心配していた
母の枕元を離れた僕はパソコンに向かう、母の最後を、
そしてその時のリアルな自分の気持ちをなるべく正確に記録しておきたかった
ここに帰ってからの母と祖母と僕の話しは残飯で折に触れて紹介して来た
残飯を読んでくれていた沢山の方々が、仲間が手を合わせてくれている
本人は自分の為に見ず知らずの方々が沢山、沢山、手を合わせてくれているのを知らない
けれど、こんなに沢山の方々が母の死を痛んでくれている
皆さん、本当にありがとうございます
母に成り代わりお礼申し上げます
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