prologue

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『陰陽師』 闇に生き、影を纏い、『鬼』を絶ち、そして最後には自らも闇に没する… そんな血生臭い世界に彼が足を踏み入れて、正確には呑み込まれてから12日目に遂に彼は自らの意思で『鬼』を殺した。 それは『陰陽師』としての確かな一歩であり、避ける事の出来ない一歩。 そして彼は逃げ出した… それは『殺した』という現実からの逃避、そして 欲せざる『力』と『責任』からの逃避…
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