1 引っ越し先の夏休み

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俺たちはある日いきなり都会から越してきた。学校でもあんまりなじめねぇ。 まぁ、めんどくさい学校もしばらくおさらばだ。あぁ・・太陽が目にしみるぜ・・。 妹「キモ」 俺「ごめん」 せっかくの夏休みだ。楽しんでおきたい。何かないのか。 妹「あっ、そういえば、おばあちゃんが、スイカ切るから、いつでも言ってって言ってたなぁ」 俺「それを早く言わんかい」 妹「ごめんねぇ~、てっへぺっろぉ~♪」 俺「・・・」 妹「ごめん」 婆「どうぞ、スイカよ」 俺「きたぁぁぁ!いっただきぃ~♪」 妹「待ちなさい!大きい方は譲らん!」 俺「へへん、大きいもんは年上が食うもんだよなっ、ほいっと」 妹「あ、ちょ!うぅぅぅ!またとられたぁぁ!」 婆「まぁま、にぎやかねぇ」 おっとりとした性格の婆ちゃん。名前は、泰子(ヤスコ) シャリシャリシャリシャリ 俺「やっぱ、夏といえばスイカ!スイカといえば夏!だよな!」 ?「スイカもえーけど、宿題もやらんとあかんで?」 俺「トモ!」 朋「やぁ、遊びにきたで?」 ・・こいつは朋之(トモユキ)。ずっとこっちで暮らしてる同い年のいとこだ。 一言で言うと、めんどくさい。なのに、頭いい。むかつく野郎だなwww 妹「宿題・・・。そうよオニイチャン、宿題は早めにやった方がいいよ?」 俺「宿題?なにそれ食えんの?」 妹「食えば?」 俺「胃が不幸になる」 朋「胃が不幸ってなんだしw」 俺「痛くなるとか・・・いろいろ?」 朋「聞くなwなんで疑問系なんだよw」 俺「ぷっふぅぅぅ~、ごちそうさまでした~」 妹「ごちそうさまっ♪」
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