ー現れるー

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蓮 「ふぁあ~…。」 俺はあくびをして、ベットから起き上がる。 今は、朝の6時。 自転車で1時間もかかる場所に俺の学校はある。 ……ポスッ! 起きてすぐに、俺はまたベットに横たわった。 今日はやけに部屋の中が暗い。 カーテンの隙間から外を見てみる。今にも雨が降りそうな天気だ。 目を閉じて、小さくため息をつく。 チャリ通の高校生にとって、雨は天敵の様なものだ。 蓮 「ちょっと早めに出よう!」 俺は支度を終わらせバッグを持ち 傘を片手に家を出た。
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