キスはしょっぱい

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「千穂…!…どうかしたの?」 千穂は学校帰りのようで、制服を着ていた。 沈黙が続く。 二人して黙っていると、千穂はゆっくり口を開いた。 「真琴…なんで学校来ないの?心配するじゃない!電話にも出てくれない、メールにも返信してくれないし…私、何かした!?」 千穂は私の肩をつかんで強い言い方で言った。 「千穂は…千穂は関係ないよ…違うから…」 そういうと千穂はハァ…とため息をついた。 「…明日真とあの日、私と別れた後何かあったの…?」
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