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神は変わらず笑い
右手のちいさな手のひらを俺に向ける
……っ?!
「あぁ、でも僕は君が大好きだから簡単には死なないように能力付けしといてあげるよ。」
そう神が言った刹那
俺の足元に大きな黒い穴が空く
「もしかしたら君は“異質”だからその為に辛い場面に立ち会うかもしれない」
っ!?なんだこれ…っブラックホー…!?
「でも忘れないでね。僕は……神は君を」
その穴に俺は重力に逆らえず落ちてゆく
……っ!!!!
その落ち行く中でみた神の表情は大人びた、でも穏やかなものだった
「いつでも見ている。」
そこで俺の意識は途絶えた……
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