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薄暗いライトの中、1曲目が終わると。
ステージがようやく明るくライトアップされた。
「遠いよね。しかも、南くん逆サイドだし。」
「近いよ。」
「えっ、近いかな?」
「ドームとか10列目とかでも、もっと全然、遠く感じたよ。」
「そっすか?ステージが、高いから思ったよりは、見えるけどさ。コンタクト忘れたし。」
「るりさんコンタクトしてないんすか?」
「うん。 朝、起きれなかったし仕事終わって、速攻で電車乗ったし。」
「るりさんは、大変ですな。」
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