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母が雷獣、父が人間の半妖。
父は小さい頃に病で死に、人間のふりをした母に育てられた。
妖怪の血が入っている事は知らなかったが、13才の頃に体の成長が遅い事に気づく。
ある日それをからかわれた事でキレた月季は力に目覚めてしまい、上手く制御できずに暴発してしまう。
間一髪の所を母に助けられ、全てを聞かされて妖怪として生きる事を決める。
それから母に力の制御の仕方を教えてもらったが、まだまだ若いのと半妖なのとであまり上手くいかない。
なので力が暴発しないよう、常に冷静でいるよう己を律している。
雷と共に地上に落ちた時に誤って怪我を負い、神奈備の森で動けなくなっていた所を蘇芳に助けられた。
それからここが気に入り住むようになる。
蘇芳には感謝しており、二日に一度ほど訪れては世話を焼いている。
薫物は昔、これを作るのが得意だった母に教えてもらった。
前の街にいた時は、他よりも良い香りだと評判だった。
香りは主に『梅花』『荷葉』『菊花』『落葉』『侍従』『黒方』の6種。
店はなく、自宅で調合している。
好きな事は身体を動かす事、食べる事。
苦手な事はお勉強。
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