死の連鎖

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ドン! 鈍い音が世界に広がり男は宙にとんだ。 ガシャン!! 車は角に激突。形が変形していくのがスローで見えた気がした。 僕は高い空を仰ぎ見て意識が薄れていくのがわかった。 瞼の裏では走馬灯広がっていた。 優「人間ってこんなにもろいんだな。でも、幸に今から会いにいけるかなぁ」 ……… 優「なぁ幸、よかったらさ、付き合ってくれないかな?」 僕は何を言っているんだ? 幸「え!?突然だね」 そっか告白した時か… 優「なんかさ、思いったらすぐ行動したくなってさ…」 そっかそれで付き合うことになって… 幸「私たちの名前って幸せで優しいんだよ?きっと楽しいよ」 やめてくれ… 幸「今日が優と初デートで・・・・・・・ ヤメテクレ… 幸「予行練習しちゃう?結婚式の!」 ヤメロ… 幸「私のファーストキス…優にあげちゃったね」 笑わないでくれ…俺はお前に何もしてあげていない… 幸「私は幸せだよ…優は?」 俺か…それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ………………………
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