プロローグ ~大航海時代へと~ 

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「いい加減に渡せ!渡さないなら、奪うまでだ!」 「そんなぁ~…人のものを盗むのは泥棒だとお母さんお父さんに…ぐっ」 「もう…いい加減ンにお前との話も、うんざりしてきてな…」 「だ、だからって…首を…し…め…」 「あぁ?何だって?言いたいことあるなら、ちゃんといいな?」 「こんの…や…ろ…」 バンッ あっ… 「安心しろ…チェーンを撃っただけだ…。最もペンダントは俺の手中。  お前は…海の藻屑だけどな…」 ザバーンッ 「あの世で家族仲良く過ごしな…。行くぞ」 ザッザッザ      …行ったようですね。もちろんあいつが持っていったのは、偽物のペンダント。  本物は上ジャケットの裏ポケットの中。あ、あった。  …そろそろ上に行ってもいいですよね。 「!?」 目の前に光が!?…ペ、ペンダントがいきなり光って!?…あ、ダメ…目の前が…白い…意…識が…――
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