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姉を溺死させようと風呂場で待ち構えていると、裸の姉が扉を開けて入って来た。
「あら、あなたはどうして服を着ているの? 脱がないと一緒にお風呂に入れてあげられないわよ?」
そう言うと、自分が裸なのにも構わず僕の服を脱がしにかかる。しかし、ぼくは姉の頭を、浴槽に深く沈める為に両手でぐっと掴んだ。
「あなたの手、冷たいわ」
姉がぼくの服のボタンを外しながら言った。
「浴槽は狭いけれど、何とか二人で入れるし」
姉がぼくのパンツをズボンごと下ろした。
「たまには、二人で身体を温めるのも良いんじゃないかしら? ね、お姉ちゃんと裸のお付き合い、しましょ?」
ぼくたちは二人で湯舟に浸かった。狭い浴槽には、首から上の入る余地は無かった。
ぼくは終始無言だったが、湯の温かさから逃れる事もしなかった。
湯から上がった後、姉は何だか楽しそうにぼくの背中を洗った。
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