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また帝国の零弐がナイフを使って襲いかかってきた。コアに当たりはしなかったが脚の関節をやられて動けない状態となった。
「機動が……でもブースターなら!!」
思い切りペダルを踏んでブースターを全快にした私は零弐に捨て身のタックルを仕掛けた。零弐はタックルにより派手に倒れたがこちらにも反動を受けた。
「――痛っ!!」
反動で機材におもいっきり頭を打ち付けた私の額から鉄の味をする赤き液体が流れ出した。
「肩も……」
零六の肩はタックルを仕掛けたおかげで潰れていた……軽量化を極めた零六にこんな肉弾戦は無謀だということがわかりました……
「抵抗する敵を破壊しろ」
「え―――」
全方向からマシンガンの波状攻撃が繰り出され全てを回避仕切れず零六に命中した。
「―――」
「く………あ…」
まさか……ここでやられることになりますとは…でも……これで…良かったかもしれません……これが……罪深き私には……これがお似合いなのですから……皆さん……すみません…
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