03.

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昨日…話したこと? 「魔王はまだ復活しないから、アムはまだ殺されなくて… それでここは、ライダーの里で名前はグランフィーネ… 北の居住区、リーフ森…」 途切れ途切れだけど、僕はわたわたとテオラドに説明をした。 うん、覚えてる。 けど…よく分かんないや… 「あれだけじゃ理解出来るわけないだろう。質問を受け付けよう」 テオラドは、部屋の奥からなにかを持ってくると、中央にあるテーブルに置いた。 色とりどりの皿に乗ってるのは、ベーコンに目玉焼き…それにパンも。 とたんに、僕のお腹がぐぅーっと悲鳴をあげた。 「まずは食べてからだな」 ベッドを降りて、テーブルの前にある椅子によじ登る。 テオラドの背に合わせてあるのか、僕には随分高い。 「さ、食べなさい」 「いただきます!」 お腹が減っていたせいか、いつもより沢山食べた。 パンを食べながら改めて部屋を見渡す。 どうやら部屋はここ一つだけみたいだ。 全体的に丸い円を描いたような間取り。 入り口があって、対角線上に大きなベッド。 真ん中には今僕が座っているテーブル。 西側には沢山の本を納めてある本棚があって、東には沢山の食料が置いてある。汚くてよく分からないけど、多分キッチン。 パンをモシャモシャ食べながら、僕は一つ目の疑問を聞いた。
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