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申し訳なさに少し凹みながら言うと、雅仁は俺の頭をポンと叩いて、スプーンを再び持った。
俺は、その頭を叩かれたところを撫でて、俺もチャーハンを食べることにした。
「雅仁のばか……」
「え゛!?」
“なんで!?”とでもいいたげな顔でこっちを見てくる雅仁。
「………ばーか。だいすき」
そっぽを向いて俺がそう言うと、雅仁は軽く笑った。
――…
―――……
「せ、星夜…まだ買うの?」
「うん」
昼ご飯を食べた後、(あ、雅仁は全部食べてくれた。…俺はもちろん食べたけど…)俺達は近くのショッピングセンターに来ていた。
…ちなみに、ここは。
クリスマス前に桜坂ときたところ。
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