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…雅仁は確か、英語が苦手だって言ってたから、それも買っておいた。
……要らないって言われたら、俺が使うし。
無駄にはならないでしょ。
なんて思って、ドサッとレジにそれらを持っていく。
「…うわ……」
会計のときに、軽く五千円越えたのにはびっくりしたけど。
それを受け取り、雅仁が待っているフードコートに向かう。
雅仁は、すぐに見つけることができた。
“愛のパワー”とかクサい台詞は言えない。
…実は言ってみたかったが、そうはいかなかったのだ。
俺は少し、ため息をつく。
……だって。
周りに座ってる女の子たちが、凄くチラチラみてるんだもん。
がっつり見てる人もいるし…。
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