マ〇ロスF

2/2
前へ
/2ページ
次へ
アルトはいつもシェリルやランカたちと一緒だった。 でも、今回の戦いで アルト達は 死んでしまうかもしれない。 そう思っていた私は アルト達にあえないでたいた。 私には記憶がなくて でも皆が私に新しい記憶をくれた。 それがうれしかった、 その反対に 今の状況は私の心に大きく響いた。 「ここにいたか」 扉の開く音と共に アルトがいた。 『あ…アルト…私…』 私は息が詰まった、 悲しかった。 つらかった。 この小隊にはいることは、そう言うことなのだ。 『私…バカでした、なにも考えずに、小隊にはいって…アルトやミハエル達が死んでしまうかもしれないのに…』 だめだ。 まともに顔を見れない。 私は、扉に手をかけようとした。 でも、 アルトはそれを拒んだ。 「逃げるな。今の状況を拒むな!シェリルやランカ、ミシェル…皆が背を向けないで戦おうとしてる。 お前は、悲しいかもしれない。悔しいかもしれない。 だからって。 逃げるな…」 そう言って アルトは私に口づけを交わした。 『っ…!アルト?!…ん。』 その口づけは あたたかくて 優しい とても軽いものだけど 私の心に 光をともしてくれた、 「ア~ル~ト~」 「アルトくん!!!」 バッと振り返ると 鬼の形相をした シェリルとランカが たっていた。 「あ…いや!これは!!!」 まちなさ~い!!! アルトくんのばか~!!! わあああああ! アルトは2人に追いかけられながら 逃げ回っている、 『ふふ…』 …そうだ。私は辛いことばかり考えていた。 だめだよね…これじゃあ。 目を背けないで、ちゃんと 一歩一歩確実に、 歩いて行かなきゃ。 みんな。 ありがとう。 これで わたしは… 私の体は気がつくと 倒れていた。 みんなの声が とおく なっ …て……image=461204590.jpg
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加