14人が本棚に入れています
本棚に追加
3月―卒業式
美鶴「私は………病で父を失いました。……病で……?」
ゆかり「……あれ?」
順平「なにか大切なことを忘れてる気が……」
明彦「………!そうだ!」
美鶴「………!いや……違う!私は父を失い、潰れかけていた……、だが!大切な仲間との絆で私はまた立ち上がり、戦うことができた!」
明彦「美鶴!」
ゆかり「いきましょう!」
順平「約束の場所へ!」
美鶴「私は……この絆を大切にしたい!…………行くぞ!皆!」
「あっ、おい!式典の途中だぞ!」
~屋上~
アイギス「……頑張りましたね。少し、休みましょう?あなたは……私が守りますから……」
まぶたが重い……
目を閉じますか?
>はい
いいえ
アイギス「……お休みなさい」
湊「……ア、イ…ギス……お休み」
……アイギスの後ろに『扉』が見える。
お迎えだろうか……
閉じていく瞳に、銀の髪がうつった気がした
アイギス「湊さん……。……!青い……扉?……あなたは?」
美鶴「屋上だ!急げ!」
明彦「開けるぞ!」
風花「リーダー!アイギス!」
順平「待たせた、な……?あ、あれ?」
そこには、ただ彼が愛用していた音楽プレイヤーが落ちているだけだった
最初のコメントを投稿しよう!