0章『今は眠りなさい』

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3月―卒業式 美鶴「私は………病で父を失いました。……病で……?」 ゆかり「……あれ?」 順平「なにか大切なことを忘れてる気が……」 明彦「………!そうだ!」 美鶴「………!いや……違う!私は父を失い、潰れかけていた……、だが!大切な仲間との絆で私はまた立ち上がり、戦うことができた!」 明彦「美鶴!」 ゆかり「いきましょう!」 順平「約束の場所へ!」 美鶴「私は……この絆を大切にしたい!…………行くぞ!皆!」 「あっ、おい!式典の途中だぞ!」 ~屋上~ アイギス「……頑張りましたね。少し、休みましょう?あなたは……私が守りますから……」 まぶたが重い…… 目を閉じますか? >はい いいえ アイギス「……お休みなさい」 湊「……ア、イ…ギス……お休み」 ……アイギスの後ろに『扉』が見える。 お迎えだろうか…… 閉じていく瞳に、銀の髪がうつった気がした アイギス「湊さん……。……!青い……扉?……あなたは?」 美鶴「屋上だ!急げ!」 明彦「開けるぞ!」 風花「リーダー!アイギス!」 順平「待たせた、な……?あ、あれ?」 そこには、ただ彼が愛用していた音楽プレイヤーが落ちているだけだった
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