出逢い

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息をきらしながら走ることなんて 滅多になく、身体が鉛のように重い。 普段は自転車で登下校するのだが 今日に限ってタイヤがパンク。 タイヤを直す時間などまずない。 「あー.....もう.....!」 道端に転がっていた空き缶を蹴り飛ばす。 今日はなんてついていない日だ。 この怒りを何処にぶつけよう.....。 今から学校までに会った人にしようか。 .....なんて、本当にしたいぐらい 自分でも驚く程自己嫌悪だ。
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