0人が本棚に入れています
本棚に追加
太陽が目線くらいまで下がり、カラスがカーカーと小馬鹿にして泣く頃、
僕は目を覚ました。
あの教師めっ…
子供は寝るのが仕事だってのに
いやいやそれは赤ん坊までか…
一人ノリツッコミを
脳内で繰り広げれば
友達のいない僕だって
楽しいのさっ……
そんなわけあるか
そうくだらないことを考えながらも、帰りの用意を済ます。
済ますって言っても、シャーペン3本と消しゴムが入った筆箱にお菓子の袋を
通学用に使っているポシェットに詰めるだけ。
まあ、1日中寝てるんだし
勉強してるばずがないんだょね。
靴を履き替えて校舎をでた。
その瞬間僕に突風が当たる。
いやぁ……今日も荒れてますなぁ………
まぁ、先ずはあそこに行かなくちゃ。
起こられちまう。
これは勘弁勘弁。
ゲッソリしながらも
どこか楽しそうにどこかへ向かっていった。
最初のコメントを投稿しよう!