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止まる・・・・流れが止まる・・・・・そして、戻る・・・・・・
僕は急な出来事でいったい何が起きているのかさっぱり分からなかったが、ようやく僕の頭がその現象を理解したときにはもうそれは終わっていた。
僕の左手首で起こった現象、それは・・・・・・・・・・・戻ったという事
よく理解できていないけれど、戻ったんだよ・・・・赤が・・・・・・・・
それはまるでビデオの巻き戻しのように戻っていったんだ、僕の体に。
僕の体に、僕の体の中に、さっきまで流れていた赤たちが僕の体の中に戻っていったんだ。
傷口は何事も無かったかのようにして綺麗に塞がっている。
おかしい、おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい
だって、あんなに深く切ったのに、あんなに痛かったのに、あんなに真っ赤だったのに、それなのに何も無かったみたいに・・・おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい可笑しいオカシイおかしい
僕は何度も何度も自分の体を切り裂いた。
何度も何度も、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
真っ赤になる、真っ赤な真っ赤な血が大量に流れ出してくる。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいたい・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・おかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしいおかしい!!
死なない、死ねない止まらない・・・・・・・・・・・・
僕の心臓が止まらない。
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