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その後もキャリバー隊各機はロケット弾や無誘導爆弾で、スティンガー陣地とおぼしき場所に攻撃を加えるが敵はしぶとく、隠れては撃ってくる。といった事の繰り返しだ。
《なんて数だ…》
《よくもまぁこんだけ隠したもんだ。レーダーで確認したが、30近くはあるんじゃないか?》
そこに聞きたくもない、敵が出てきた。
《アバランヂ1よりヘリ部隊へ、敵戦闘機が接近中。数は8。迎撃する!》
スティンガーの上に戦闘機…
頭を降りながら、サムナーは
(全く…長い一日になりそうだ)
2015年8月26日07:55
第113戦闘攻撃飛行隊 アバランヂ隊
《戦闘機!?そりゃやばい!こちらはスティンガーをかわすだけで手一杯なのに!!》
《こちらボルネオ6-1フレアはあと二回しか使えない!!》
《戦闘機はやばい!!こちらはヘリ部隊みたいにフレアなんて積んでないんだ!!》
《うお!?今ロケットがすれすれで落ちた!》
「全く…戦闘機とはねぇ…」
「随分洒落た真似をしやがるな。連中」
アバランヂ隊の使用するのはF/A-18Fでスーパーホーネットの復座型である。
キャリバー隊が対地装備なのに対しこちらは空対空ミサイルを装備しており、出てきてもおかしくない戦闘機を待ちかまえていた。
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