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「隆弘！早く起きないと遅刻
しちゃうよ！」
「んー…」
生まれた時からずっと一緒
幼稚園も小学校も中学校も、
おまけに高校まで同じ
一緒が当たり前で離れること
なんて考えられないくらいで
そんなキミは“家族”のよう
な存在だった
いつからだろう
“だった”と過去になったのは
キミを“幼馴染”以上に見始
めたのは
「もー、早く起きなさい！」
「いてっ！」
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