一年生

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家に着いて、あきらと一緒に燈磨を引きずってなんとか家の中へと運ぶ 「…こいつ実は起きてんじゃねーのかっ…」 「だったらいいのにね^^☆」 燈磨をソファーに寝かせて、一段落する 「…―。…はー…;」 「お疲れー^^とりあえず着替えようかな☆」 あきらはさっさと自分の部屋に向かった 確かにこの格好は堅苦しい……。 俺も着替えてこよう…。 「…zzz」 「…っ//。」 「…zz」 だ、だから…はやく着替えに行くんだろっ…//! べつに寝顔が何だって話だろ…。 「……。」 自分の部屋に入って着替える 「…っ//!?」 体中に赤いあとが無数に残っていた い、いつの間にっ…////!!! ……普通に…は、恥ずかしいんだけど……//。 「………。」 ………でも…こんなのもどのぐらいぶりかな…。 なんか……恥ずかしいんだけど………ちょっと…ちょっとだけ………嬉しい気がする……。 燈磨はモテる………っだから可愛い女の子とかたくさん近寄ってきて、あんまりいい気はしないけど………あいつは……いつも…俺のその表情の変化を1つも見逃さなくて… いつも………何かと優しくしてくれるってゆーか…気遣ってくれるってゆーか… とにかく……そんな燈磨を毎回、当然のように疑う俺が悪いんだ…。 信用してないわけじゃないけど、俺も…もっと燈磨を信じて……それで、もっとちゃんと、燈磨の傍に居てもつりあうように……つりあうのはちょっと難しいけど、それぐらいになれるようにしないと…。 「…………っ。」 着替えが終わると階段を登ってくる音がした あきら……か? あまり深く考えずに洗濯するものを持って部屋を出ようとすると、勝手にドアがあいた 「…っ?」 「…。」 「…な、なんだよ…」 じゃなくてっ…! 「っ…?」 燈磨は俺の顔をしばらく見つめた後に抱きしめてきた 「なっ…おい…//。」 「…。」 「…?……―。」 苦しい いつもよりもずっと…苦しくて……燈磨の心臓の鼓動が大きく聞こえる 「……―。」 ………。……そうか…そうだよな…。 もうちょっとだけ…自覚はあっていいよな……。 俺は……燈磨が好き、で……多分それ以上に俺は、燈磨に……愛されてるって…… .
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