独り

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結局一旦俺の家に連れて帰ることにした。 ベッドに寝かせて様子を見る。 が、起きる気配がない。 (こいつ生きてんのか…?) 「…お姉さん?大丈夫か?おーい!」 ッカ 「っせーな!!誰だよ?あ!? ……って、あれ?ここは?」 「っいきなり起きて脅かすなよ!」 「お前が起こしたんだ。」 「…まぁそうか……。」 とりあえずここに連れてきたけいいを説明した。 「……ほう。」 「ほう、じゃねえよ。てかお前何で公園何かで寝てたんだ?」 「仕事に疲れて久しぶりに昔遊んだ公園に来たんだが、どうもだるくてな。そのまま寝たんだ。あとな、お前私をお前って呼ぶな。」 「寝るなよ…。あとお前もお前って呼んでるじゃないか。」 「お前が名のらないのが悪い。」 「その言葉そっくりそのままお前に返すわ。」 俺はかなり厄介なものを拾ったようだ。
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