精霊

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 放課後の学校でのお話。6歳の男の子が24歳のボン・キュッ・ボンの先生に質問をしました。 「万物には精霊が宿るって聞いたことあるねんけど」  男の子が先生に問いかけました。 「そうよ。その通りよ。賢いわね」 「本当に、本当?」  男の子の目は感動でウルウルしているではあーりませんか。 「本当よ。可愛い坊や」  先生は男の子の首筋に甘い吐息を吹きかけます。 「例えばどんな所に精霊が宿んねん」 「例えば? うーん。そうね。例えば乳首ね」 「乳首?」 「そうよ。その通りなのよ」  先生は眼鏡の奥の瞳をキラリと光らせて言いました。 「乳首にはどんな精霊が宿るん?」 「ええ、それはね。敏感の精霊よ」 「敏感の精霊?」 「そうよ。乳首には敏感の精霊が宿っているのよ」 「本当に? でも証拠でもあるん?」 「うふふ」  先生は魔性の笑みを浮かべます。 「じゃあ。服脱いで上半身裸になって。先生が証拠を見せるから」 「証拠を見せてくれるん? わい嬉しいわ」  男の子が服を脱ぐと先生が舌先で男の子を責めます。 「どう? 敏感の精霊はやって来た?」 「は、はい。先生。今、わいの乳首に宿っています」  100年後、男の子はおじいちゃんになり、今、生を全うしようとしています。 「あー、いい思い出だったわ」  トントントン。  こんな死ぬ間際に誰や。  おじいちゃんは薄れゆく意識の中で考えました。  扉を開けて入って来たのはおばあちゃんでした。 「誰や、お前は」  かすれた声で、おじいちゃんは問いかけました。 「私よ。精霊について教えてあげた先生よ覚えている?」 「ああ、先生か。ちょうど今、思い出していた所や。ところで何しに来たん?」 「今日はね敏感の精霊について、覚えているか復習しに来たの」  おじいちゃんの頭に思い出が走馬灯のように蘇ってきました。  「先生。敏感の精霊はまだわいに宿っているんやろうか」 「考えないで。感じて」  元、先生はおじいちゃんの乳首を舌先で弄び、ぴちゃぴちゃという快楽の協奏曲を奏でます。 その夜二人は病院のベットでヘブンな気分を味わった後、実際にヘブンに行きました。    
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