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『仕事』というワードが出た瞬間、ロゼの表情があからさまに渋った。
「仕事ねえ。あーやだやだ。昨日も仕事今日も仕事。明日も明後日も魂狩って、ロゼさん嫌にちゃうよ」
まあ、仕事の内容が内容だからなあと軋魅は思った。
肉体はもちろん、精神面でもこの仕事はかなりキツイものがある。
それまで生きていた者の魂を狩り取る。
下手をすれば自らの命も落とし兼ねないという状況。
きっと並大抵の精神じゃ耐えられないだろう。
ロゼもきっと精神的に参って――
「疲れるから」
「え、そっち!?」
予想の遥か斜め上を行く回答だった。
いや確かに疲れますけれども、それだけ?
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