ノンフィクション

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「失礼しまーす。はよございまーす。」 「おはよー、」 「あ、すいません、今日赤坂、朝食遅れるって言ってました。」 「はーい、あ、あなたの味噌汁のお椀てどれだっけ?」 「え、あ、これです。」 「今日はお蕎麦ね~、」 「はい、」 カウンターにならんだ飲み物の中からアセロラをとってマグカップに注ぐ。 朝食は白米、蕎麦、焼き魚、メンチカツ。 「いただきます。」 一人で合掌をする。 結局、食べ終わるまで赤坂は降りて来なかった。 「ごちそうさまでした。」 「はーい、行ってらっしゃーい、」 「失礼しましたー、」 部屋は301号室。 三階まで上らなきゃいけない。 たかが三階 されど三階 部屋に戻って最初にすることはベッドに潜り直すこと え?太るって? これ以上どうしようもないから、 この体系。
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