ノンフィクション

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腹痛はそんなに続かない。 あ、大丈夫だ。 前屈みに曲げていた背筋を伸ばす。 階段を降りて、玄関に向かう。 「いってらっしゃい、」 野太い声が聞こえた。 食堂前の廊下を掃いている管理人さん。 「いってきます、」 と返して、靴を履いて出た。 そんなような毎日 いつもどおり。
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