さぁ、出発だ!!

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余裕をもって出社した私の前には信じられない光景が広がっていた。 私の席がない…!??? どういうことだ…まさかこれは… 数々の憶測が飛び交う私の脳内に聞きなれた上司の声が入ってきた。 「みての通り、君は今日をもってクビだ」 は?なにをいっているんですか。こんな不当な解雇が許されるとでも思っているのですか。 「不当な解雇?解雇の理由がわからないと?」 当たり前だろ。こんな優等生のどこが不満なんだ。 「どうやら本当に自覚がないようだな…。理由を一番知っているのは君のはずなんだがなぁ。」 ど、どういうことだ? 「ならば教えてやる。お前の唯一の武器はなんだったっけ。」 それはもちろん遅刻しない生真面目さ… 「では1ページ前のお前の発言を見てみようか。」
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